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昭和の文学(戦後)

【伝説なき地】読む者を熱狂させる船戸文学の頂点。複数の運命が一点に重なる、興奮の群像劇

船戸与一が放つ南米三部作の三作目。地図から消された油田地帯を舞台に、一千万ドルの行方と謎の聖女、そして復讐に燃える男たちの運命が激突する。1000ページを超える圧倒的な筆致で描かれる、冒険小説の金字塔。
現代文学(平成・令和)

【血と骨】読む劇薬! 圧倒的な「父」の存在を通して、人間と差別、家族のあり方を問う

戦後の日本に生きる在日コリアン一家の、壮絶で破天荒な人生を描く自伝的長編。主人公・金俊平が体現する、暴力と欲望にまみれた「怪物的な父」の存在を通して、差別、貧困、そして家族の愛憎を描き出す。強烈なリアリティとエネルギーに満ちた、魂の記録。
昭和の文学(戦後)

【金閣寺】読むべき理由とは? 戦後文学に残した「衝撃」と、永遠の美への狂おしい渇望

三島由紀夫の最高傑作。美の象徴「金閣」に心を奪われ、劣等感と孤独に苛まれる青年僧の独白を描く。戦後の虚無と、自己の存在を賭けた究極の「行為」を問いかける、日本文学の金字塔。
昭和の文学(戦後)

【神話の果て】読む劇薬! 権力とゲリラ戦の狭間で、人間の存在証明を問う冒険小説

国際的な陰謀が渦巻く南米ペルーの奥地を舞台に、日系人工作員・志度正平が巨大なウラン鉱床を巡る国際的な陰謀と、先住民のゲリラ組織の間に飛び込む冒険巨編。真実と偽りが錯綜する世界で、生と死、信念の重さを問う、船戸与一の最高傑作の一つ。
昭和の文学(戦後)

【嵐吹く時も】人はなぜ愛し、過ちを犯すのか? 時代に翻弄される家族の「真実」を探る一冊

1986年発表。明治から大正にかけての北海道・苫幌を舞台に、老舗商店の一家が抱える「秘密」と、人間が罪を背負って生きる重さを描いた感動作。愛と赦し、信仰が織りなす人間の本質に迫る三浦文学の真骨頂。
昭和の文学(戦後)

【山猫の夏】孤独なアウトロー弓削一徳の生き様。南米の熱気と暴力、そして知略が交錯する世界

1984年発表。ブラジルの辺境の町を舞台に、「山猫」と呼ばれる男、弓削一徳が繰り広げる壮絶な謀略を描いた、船戸与一の最高峰ハードボイルド。長年にわたる権力構造を相手に、孤独な男が仕掛ける命懸けの「革命」を目撃せよ。
昭和の文学(戦後)

【日本沈没】1973年に現実を予見したSFパニックの金字塔。小松左京が問いかける日本人と国家の未来

「もし日本列島が沈没したら?」この途方もない仮説を、徹底した科学的考証と人間ドラマで描いたSFパニック小説の金字塔。1973年の発表以来、読者に「国家の存亡」と「個人の運命」を問い続けてきた、小松左京の最高傑作。
昭和の文学(戦後)

【天人五衰】『豊饒の海』完結編!美と実存の果てに待つ三島由紀夫の答え

『豊饒の海』四部作の最終巻。老いた本多繁邦は、最後の転生体として見出した薄幸の少年・安永透を養子に迎えるが、やがてその転生にも疑念を抱き始める。美と実在の儚さ、そして「空(くう)」という究極のテーマに到達する三島文学の金字塔。すべてが終わり、無に帰す衝撃の結末。
昭和の文学(戦後)

【暁の寺】『豊饒の海』第三部!インド王女に見た清顕の魂の行方

老境に入った本多繁邦は、転生を信じ、タイのバンコクで出会った美しいインドの王女に、かつての友・清顕の魂の再来を見る。輪廻転生というテーマが深化し、東洋と西洋の哲学が交錯する中、生と死、愛と老いを考察する。三島由紀夫のライフワーク『豊饒の海』の核心に迫る第三部。
昭和の文学(戦後)

【奔馬】『豊饒の海』第二部!清顕の魂を継ぐ右翼青年の悲劇と思想

春の雪』で悲劇的な死を遂げた清顕の魂は、右翼的な思想に傾倒する若き剣道家・飯沼勲へと転生した。昭和初期、清純な行動主義と天皇への絶対的な忠誠を胸に、国家転覆を企てる青年の、純粋で破滅的な生き方を描く。『豊饒の海』四部作において、「行動」と「思想」の美を問う緊迫の第二部。
昭和の文学(戦後)

【春の雪】美しさは「認識」を超えられるか?観念的な愛が生んだ究極の悲劇

大正時代、華族階級に生まれた美貌の青年・松枝清顕と、幼馴染である伯爵令嬢・綾倉聡子の悲恋を描く。輪廻転生をテーマとする『豊饒の海』四部作の幕開けとして、美、恋、そして破滅を、絢爛たる王朝絵巻のような文体で綴る。三島由紀夫が描く、究極のロマンティックな悲劇。
昭和の文学(戦後)

【二つの祖国】愛する国を選べない悲劇の歴史。山崎豊子文学の真骨頂、極限の人間ドラマを深掘り

歴史の波に翻弄され、日米どちらの国にも「裏切り者」と見なされた日系二世の悲劇。山崎豊子が実在の人物を取材し、壮大なスケールで描く愛憎と決断のドラマです。激動の時代に生きる人々の姿を通して、あなたにとっての「祖国」とは何かを問いかける傑作です。
昭和の文学(戦前)

【君たちはどう生きるか】時代を超えた名著が伝える「生き方の指針」。人生の羅針盤となる教養小説

中学二年生の主人公「コペル君」が、学校生活で直面する倫理的な問題に対し、叔父との対話を通じて答えを見つけていく物語。時代を超えて読み継がれるこの本は、読者一人ひとりに「人間として、どう生きるべきか」という根源的な問いを投げかけ、生き方の指針を示す不朽の教養小説である。
現代文学(平成・令和)

【聖の青春】病と闘いながら将棋に生きた天才棋士の壮絶な「生」の記録

難病と闘いながら「生涯を将棋に捧げた」天才棋士・村山聖の壮絶な青春を描いたノンフィクション小説。勝負師としての純粋な熱情、師弟の絆、そして限りある命を燃やし尽くした生き様は、読む者に深い感動と「生きる意味」を問いかける。
昭和の文学(戦後)

【続氷点】「許す」ことの真の重みとは?罪の連鎖を断ち切る感動の結末

前作『氷点』で生じた家族の愛憎と罪の連鎖から、真の愛と許しを求めて葛藤する辻口家の人々を描く続編。「赦し」という究極のテーマに、より深く、そして希望をもって迫る。人間の再生と救済を描き切った感動の完結編。